
制作年: 2013年
制作国: 韓国
監督: チョン・グンソプ
出演: オム・ジョンファ、キム・サンギョン、ソン・ヨンチャン、チョ・ヒボン、ユ・スンモク
原題: MONTAGE
脚本: チョン・グンソプ
音楽: アン・ヒョンジン
収録時間: 120分
※DVDレンタルぽすれんより
【ストーリー】
15年前の誘拐事件で娘を失った母・ハギョン。時効直前、刑事・チョンホは犯人に迫るが再び取り逃がしてしまう。責任を感じたチョンホは辞職を決意するが、同じ手口による誘拐事件が発生し…。
【予告編(TRAILER)】
【レビュー(ネタバレ有)】
衝撃の結末となれば、なかなか素通りするわけにもいかず…(笑)
「殺人の追憶」「チェイサー」に続く作品とあれば、見ないわけにもいかず…(笑)
おおお…引き込まれるオープニングですねえ。
娘を誘拐された女性。
それが15年前にもなるんですね。
なので、法的には時効直前ってことに。
さて、犯行は繰り返される…と良くいいますが、15年を経て同じ手口の犯行が巻き起こり、それに巻き込まれる人たちを追った長編ミステリー。
全体を通して、とても丁寧に脚本が練られていて、かなり引き込まれます。
また、撮影がしっかりしていて、計算された画角でとても見やすいです。
展開は時間軸を操作しながら、事件の解決に向けて進んでいきます。
なので、一瞬混乱しますが、とても丁寧に誘導していくれますので、全然見やすいです。
観客は感情移入の方向をめまぐるしく誘導され、クライマックスに向けて一気に見せてくれるんですねえ。
そこで、タイトル「悪魔は誰だ」が、明らかになることに。
そりゃあ、みんなが悪魔ってカンジになりますわ。
うむむ…ちょっと上手くいきすぎのところもありますが、前述の二作品ほどではないものの、長編でもまあまあ見れます。
娘を失った母親の苦悩を、深く描いている作品ですた。
【特選・趣深いシーン】
誘拐した女の子の写真を撮る悲しいシーン。
脚本 : ★★★
恐怖 : ★
グロ : ★
狂気 : ★★★
不快 : ★★★
※5点満点。あくまでも、主観評価デス〜(^▽^)o