
制作年: 2013年
制作国: 日本
監督: ディーン・フジオカ
出演: ディーン・フジオカ
脚本: 湯浅弘章
原作: 市橋達也
音楽: 原田智英
収録時間: 83分
※DVDレンタルぽすれんより
【ストーリー】
日本中を震撼させたイギリス人女性英会話講師殺害事件の犯人・市橋達也自身による手記を元に映画化した実録ドラマ。行く先々で名前や顔を変え、自らが犯した許され難い罪から逃げ続けた2年7ヵ月におよぶ空白の逃亡期間の真実が明らかになる。
【予告編(TRAILER)】
【レビュー(ネタバレ有)】
千葉県市川市で起こった、例の事件を映画化したもの。
手記を基に映画化しているので、市橋容疑者の視点で描かれています。
うーーーむ、冒頭の何分かでハズレ臭がプンプン。
やべえ、イライラするわ(笑)
時折、インタビュー形式で自らの心と対話しています。
そんなやり取りも、ちょっとナナメでいやだ。
何、悲劇のヒーローってか?
演技もヒドイ。
演出もヒドイ。
脚本もヒドイ。
何に焦点を当てているのか。
もちろん、逃亡自体に当てているんでしょうけど、ダラダラ描かれているだけで、緊迫感が全然ない。
この演出家は、緊迫感の演出の仕方を、知らないんでしょうね…。
タイトルに「逮捕されるまで」とあるので、逮捕されるまでの道程を描けばいいと考えているのでしょうか?
映画にするんだったら、脚色をしなさいよ。脚色を。
あと、やたらと市橋に感情移入させようとしていますが、そんなもの全くできません。
どうなの?感情移入させたいのか、させたくないのか。
それすらも、あやふや。
憎むべき存在なら、美化する必要はないっす。
いや…美化してもいいですが、だったらそうでないシーンを挟んで振り幅をもたせるべき。
整形、改名そして逃亡なら、福田和子を描いた「カモメ」のほうが何十倍も面白かった。
【特選・趣深いシーン】
特にないっす。
脚本 : ★
恐怖 : ★
グロ : ★★
狂気 : ★
不快 : ★
※5点満点。あくまでも、主観評価デス〜(^▽^)o