
制作年: 2001年
制作国: 日本
監督: 大浦信行
出演: 針生一郎、大野一雄、大野慶人、彫長
脚本: 大浦信行
音楽: 中山ラビ
収録時間: 90分
色: カラー
※DVDレンタルぽすれんより
【ストーリー】
美術・文芸評論を通して闘ってきた批評家、針生一郎を主人公に据え、美術家・大浦信行が監督を務めたドキュメンタリー。針生が日本と韓国を往還しながら、自らの半生を語る。イマジネーションに富んだ映像を交え、戦後日本の50余年を振り返る。
【予告編(TRAILER)】
【スクリーンショット】





【レビュー(ネタバレ有)】
おおお〜〜〜!!!
オープニングテーマが、山口百恵ではナイですか〜〜〜(^-^)/
針生一郎っていうヒトの思想ドキュメンタリー。
戦後思想と天皇陛下、哲学的思想を踏まえたこのヒトの考え方が、述べられている作品なんですね。
敗戦とともに思想の転換をしていく流れと、自らの盲目的な思想との接点を探っていく。
それが正しいかどうかは、もちろん不明なんですが、世相と自身との思想的乖離に悩んでいた様子を、刻々と語ってくれています。
また、美術的観点から大衆文化を考えること。
それを美術に反映させることを、もっと推し進めるべきだと考えているんですね。
日本のアニメや漫画、ドラマは世界中で浸透しているのに比べて。
途中途中で、文学的且つ美術論思想的なイメージ映像が挟まれ、世界観に引き込まれていきますが、さほど深く考えるような印象はありません。
まあ、日本が現在における美術的な考え方を、再度見つめてみようじゃないか、っていうことなんでしょう。
それでも、あああ…難しいなあ。
頻繁に和彫りの映像も挟まれるので、刺青に関しても触れているってことなんでしょうかね。
【特選・趣深いシーン】
特に…というより、まだまだワタシには、この作品は若すぎたか。
脚本 : ★★
恐怖 : ★
グロ : ★
狂気 : ★★
不快 : ★★★
※5点満点。あくまでも、主観評価デス〜(^▽^)o