
制作年 : 2001年
制作国 : フランス
監督 : ジャック・オディアール
出演 : ヴァンサン・カッセル、エマニュエル・ドゥヴォス、オリヴィエ・グルメ、オリヴィエ・ペリエ
原題 : sur mes levers
制作 : ジャン=ルイ・リヴィ
音楽 : アレクサンドル・デスプラ
収録時間 : 119分
色 : カラー
※DVDレンタルぽすれんより
【ストーリー】
難聴の女性・カルラは会社の雑務に忙殺される日常を送っていた。常に孤独を味わっていた彼女だったが、前科持ちのポールとの出会いからスリリングな犯罪に手を染めていく。
【予告編(TRAILER)】
【レビュー(ネタバレ有)】
難聴で補聴器を使用している女性。
んで、ある日彼女の助手を雇うことになった。
そこへ来た、ヴァンサン・カッセル。25歳か???(笑)
う〜〜〜ん、ヨリの画が多すぎる。
観ていてスゴク圧迫感があって、イライラします。
耳が聞こえないという、ある種の視野狭窄を表現したいのかもしれませんが、ちょっとね…。
さて、ムショ上がりの彼には、オフィス勤務はかなり過酷。
そこで巻き起こる、いろいろの出来事…。
彼を利用して、奪われた仕事を取り返したりして。
しかも、実は大金を借金してて、トラブルを抱え込んでいるみたい。
なので、二人で組んで悪巧み。
遠目から双眼鏡で、悪い人たちの唇を読んだりしてね。
んで、中盤から主人公の心情がどんどん変化していく様子は、なかなかに面白いです。
自分自身の殻を破っていくみたいね。
クライマックスで、いよいよ大金を盗み出すんですが、その展開がダルいのさ…。
なんか、せっかくの要素を有効に使えず、アイデア不足って感じ。
まあ、相変わらずヨリの画が多いので、イライラする。
それで、ブンブン振り回すもんだから、余計にね。
いろんなところが気になりすぎちゃって、結局消化不良…。
【特選・趣深いシーン】
なんか、始めの会社に雇われたあたりが、一番サスペンス効いてて良かったですよ。
脚本 : ★★
恐怖 : ★★
グロ : ★
狂気 : ★★★
不快 : ★★
※5点満点。あくまでも、主観評価デス〜(^▽^)o