
製作年 : 1999年
製作国 : スペイン
監督 : ジャウマ・バラゲロ
出演者 : エマ・ビララサウ カラ・エレハルデ トリスタン・ウリョア
上映時間 : 102分
色 : カラー
【ストーリー】
出版社で働くクラウディアのもとに、5年前に誘拐されて殺されたはずの娘から電話がかかってきた。彼女は退職した刑事・マセラとともに、娘の行方を捜し始める。やがて、捜査の過程で”ネームレス”というカルト教団の存在が浮かび上がり…。
【予告編(TRAILER)】
【スクリーンショット】





【レビュー(ネタバレ有)】
スペインのジャウマ・バラゲロ監督のミステリー作品。
ワタシ個人的には、かなりの期待をもって観てみますた〜〜〜(^-^)o
無残な方法で殺された少女。
その死体の描写は、なかなかにグロテスクで、キモチワルイでっす。
物語は、その母親を中心に進んでいきます。
ある日、突然死んだはずの娘から、電話がかかってきた…。
そのファーストカットの入り方が、とても上手くって、素直に感情移入しながら恐怖感を味わえます。
その後の海岸の保養所シーンも、常にドキドキさせられます。
上手いな〜〜〜〜〜o(^-^)o
謎のビデオテープも、こええ。
そこから、怪しい組織にまつわる話に展開していきますが、サスペンス描写も併せて、これがまたコワイんですね…。
ひえええええ…謎の組織の実態。
これは鬼畜な存在ですねえ。
廃墟のホテルでのやり取りも、シンプルながら重厚感あって、とても見ごたえがあります。
テーマとしては精神世界や思想が入り込んでいるので、難解ではありますが、最後まで引き込まれっぱなしのイイ作品でした。
【特選・趣深いシーン】
哀しいラストカット。
脚本 : ★★★
恐怖 : ★★★
グロ : ★★★
狂気 : ★★★
不快 : ★★★★
※5点満点。あくまでも、主観評価デス〜(^▽^)o