
制作年: 2012年
制作国: フランス / ドイツ / オーストリア
監督: ミヒャエル・ハネケ
出演: ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ、イザベル・ユペール、アレクサンドル・タロ
原題: Amour
制作: マーガレット・メネゴーズ、シュテファン・アルント
脚本: ミヒャエル・ハネケ
収録時間: 127分
※DVDレンタルぽすれんより
【ストーリー】
パリ都心部のアパルトマンに暮らす音楽家夫婦。ある日妻のアンヌが発病するが、夫は最後まで共に暮らすことを切望する妻の思いを聞き入れ…。
【予告編(TRAILER)】
【レビュー(ネタバレ有)】
突然、妻が何もできなくなっちゃった。
脳の手術で、5%の失敗者に入っちゃったんですね。
んでもって、自宅で要介護の生活になっちゃうんですねえ。
そして、彼女からの約束「二度と病院に戻さないで」。
ということで、自宅での介護をすることになった老男性が主役。
そんな老々介護の生活の様子を、淡々と描いていきます。
そして、どんどん悪くなっていく妻の体調とともに、夫の苦しいまでの心境の変化を表現しています。
さて、これは難しいぞ…。
久しぶりにコワクない作品を見ましたが、もちろんミヒャエル・ハネケ監督だから。
この作品も冒頭からミヒャエル節が全開なんですが、ワタシ的にはちょっと…です。
カンヌでパルムドールを受賞したってもんだから、相当惹きつけられる作品かと。
感動のレビューの嵐なので、涙なしでは見られないのかなと。
…とかいろいろ考えてましたが、ワタシは単に老々介護の世界が淡々と描かれていくにすぎない作品と感じてしまいました。(もちろんワタシ個人の感想ですよ。いろんな見方がありますからね。笑)
ただ、唐突に訪れる窒息死。
このショックには、思わず口あんぐり状態になってしまいました。
やっちゃった!ってカンジですね。(いい意味でね)
なるほどねえ…2人で出かけたラストは、いっしょの世界ってことなのね。
これを素晴らしいと感じるのか、どうなのか…。
【特選・趣深いシーン】
そりゃもう、愛する妻に手をかけるシーンでしょ。いや…ラストもいいね。
脚本 : ★★★★
恐怖 : ★
グロ : ★
狂気 : ★
不快 : ★★
※5点満点。あくまでも、主観評価デス〜(^▽^)o